2020年は、グランドピアノを棚に改造するという作業が締めくくりとなりました。その関連で、それまで修理工房にあったいろいろなものを片付けることとなり、いろいろ整理できたと思います。

困難に見舞われた年となりましたが、幸いにもこうして年末を迎えることができます。たくさんの方に支えていただき、誠にありがとうございました。

社会のいろいろな分野で構造が変わっていこうとしているのを感じています。ピアノも例外ではなく、今後も多くの人にピアノに親しんでいただくには、本質的に音楽を楽しむこととはどういうことなのかを冷静に分析し、模索していく必要性を感じています。

ピアノ調律師として長らく活動してまいりましたが、ピアノ講師としても「ピアノを弾きたい人が心の底から望んでいるものな何だろう?」という疑問を解明するべく、2021年もより活発に取り組んでいきたいと思います。

ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。