先日調律したグランドピアノのカードに記録をつけたときに、ボールペンをフレームの上に置いて忘れてきてしまいました。たまたま連日で近いところで調律のお仕事をいただいていたので、少し遠くではありましたが取りに行ってきました。もう5年以上も芯を替えながら使っているボールペン、一度は諦めようと新しいものを一本買いましたが、やはり取りに行ってよかったです。ちなみに新規購入したのが写真の左、取りに行ったのは中央です。中央も新品のときは左のような色だったはずですが、年季が入っていくものです。これからも大切にします。
Hanging and gluing the hammerheads into shanks. Warming the glue with the spirit lamp is primitive since electric temperature control devise is handy and easy, but this kind of tools and methods are fun. To think the way of manufacturing a piano at the time this one was made in 1954, non-automated tool may not exist, thus everything was done by hands. What an amazing work they had done.

ハンマーの接着を行いました。膠をアルコールランプで温めて固さをみながら使っていく方法は、保温器などがある現代では原始的ではありますが、緊張感もあって好きです。このピアノが作られた当時に全てが手作業だったのであれば、気が遠くなります。