今日はZEN-ONというピアノを調律しました。ゼンオンと読み、全音といえばピアノを弾く人には馴染みのある名前ではないでしょうか。楽譜の全音さんも、一時ピアノを手がけていた時期があったようです。

全体的にネジに緩みがあり、部分的にスティックがあり、ピッチはほぼ半音下がっていましたが、ピアノの個体としては良い音が出ていました。

そして、修理工房では三台のグランドピアノを弾き比べ。とはいえ、三台のうち二台はオリジナルだから条件は合わないのですが、それぞれの個性の違いは感じ取れます。どれも良いピアノです。