調律を二回行い、アクションの調整に移りました。新品の部品を取り付けた後は、88鍵の状態をそろえるのに手間がかかります。今回も例外なく、ですが、作業を進めるにつれ明確に弾きやすくなっていくのはおもしろいです。

写真のハンマーの間隔もほぼOK。「ほぼ」というのは、ボディとの関係でなかなか完璧にならない、木製の材料のためどうしても誤差が生じてしまう、などでしょうか。そのジレンマを楽しんでいるところもありますが。あ、でもハンマーの高さには若干ツッコミどころがありますね。また調整します。



もう少し弾き込んで、調律・整調を繰り返しますが、その前に外装を全て仕上げてピアノとしての形を取り戻そうと思います。