昨日10月11日の日曜日、ちゃたんニライセンターのカナイホールにて、「弾いてみよう、聞いてみよう、ピアノ体験コンサート」が開催されました。

南国ピアノスタジオが毎年ピアノ発表会をしている会場であるニライセンターのスタッフさんから、もっと子供達にピアノを触らせたいという希望を聞き、南国ピアノ芸術で参加型コンサートとして企画しました。当初の構想から形は変わったものの、素敵な内容で実現できたことを嬉しく思います。

今回のコンサートは四つのプログラムで構成しました。

一つ目はナレーションとスライド映像を交えながら演奏を聞くコンサート。バッハに始まり、モーツァルト、ベートーベン、シューベルト、メンデルスゾーン、ドビュッシー、ガーシュウィンと、バロック、古典派、ロマン派、印象派、近代と時代の流れに沿って展開していきました。

二つ目はピアノ調律師がスライドを使ってピアノの構造、音の出る仕組みの解説。そのあと、子供達には舞台に上がってもらい、グランドピアノの下に入り、響板を触って音の振動を感じ体験してもらいました。

三つ目は公募したピアノ演奏希望者によるリトルピアニストコンサート。総勢18人の希望者に一人ずつ演奏してもらいました。メリーさんの羊を弾いたちびっこちゃんからハイレベルな小学生まで、皆さんに楽しそうに、堂々と演奏してくださいました。

最後はプロの演奏家による本格的なコンサート。幻想即興曲、ラ・カンパネラ、英雄ポロネーズと大作を続けて演奏していただきました。

好評もいただいたし、ご意見もいただきましたが、おおむね皆さま内容は気に入ってくださったようで、スタッフみんな安心できました。またの機会に開催できたらと思います。

ご来場いただいた皆さま、ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。