今日は工房での調律。
今日はただの調律ではなく、古典調律法を用いてみました。
古典調律法は実にたくさんの種類があるので、歴史の順を追って勉強していくべきかと思いますが、今回はヴェルクマイスターIII。なるほど、和音によってはより純正律に近くもなりますが、そうでないものもあります。
平均律が当たり前の現代ですが、あえて古い調律法を知ることでまた平均律を見直せるかな、という思いで始めた実験です。最近ネットや本でバロック音楽や当時の楽器・調律について読む機会が増えてますます興味がわいてきています。時間が許す限り続けていきたいと思います。
さて、そろそろ塗装したグランドピアノがほどよく乾いた頃。仕上げに入ります!