さあ、ここからがピアノ調律師としての本領発揮の作業になります。まずは張弦です。フレームを載せて、ピンブッシュを入れてフェルトを貼って、準備ができました。念のため、何本かピンを打ち込んで手ごたえを確認しています。

響板を拳の柔らかいところ(小指から手首にかけての側面の部分)でボン、とたたくと太鼓のようなボワンとした音が広がります。期待大でしょう!
こちらはちょっとしたおまけでもあるのですが、全塗装のときは内側も艶が出るよう磨いています。角とか隅々まで磨けるわけではないのですが、見た目もいいし掃除もしやすくなるので。
そして、ピアノの部品がドイツから到着しています。今まで国内で手配していたものも取り寄せてみました。どんな結果が出るでしょうか。お楽しみです。

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