アメリカに注文していたグランドピアノの猫脚が到着しました。
塗装されていない、木の状態です。もちろんピアノと一緒に塗装するためにこの状態で取り寄せました。
さて、取り寄せたはいいが、脚を取り付けるための金具もマニュアルも何もない、本当に脚だけの状態です。
昔のアメリカには数えきれないほどのピアノメーカーがあって、それぞれ造りが違っていたのだから、取り付け方まで決まっていたら適合不適合が出てしまうでしょうから、最小限の形での提供は当たり前なのでしょうね。腕が鳴ります。
猫脚と一口にいいますが、正しくはフレンチスタイルプロヴァンス風とでもいいましょうか。ここにさらに彫刻などが入るとルイ15世様式などといいます。ちなみにチッペンデールともいいますが脚の下部の形がまた少し違います。この辺は芸術の世界なので、どれが何と詳しく分類するのは難しいです。
なかなか作業が進みませんが、ツキ板貼りを更に進めていきます!!