言わずと知れた名作です。
大島渚監督の映画、そして坂本龍一氏のテーマ曲。
Gb、Ab、Bbmという三つのコードにのったシンプルなペンタトニックスケールのメロディが非常に有名で、映画音楽ではコンピューターミュージック、その後同作を全てソロピアノでつづったアルバム「Coda」収録されました。その後氏のコンサートで多数のフォーマットで演奏され、1996年にはバイオリン、チェロとのピアノトリオが発表されました。
本人以外にも多々カバーされている戦メリですが、最近特に驚いたのは押尾コータロー氏ギターソロです。両手を巧みに駆使して織りなす音楽はとても六本の弦のみから生まれているとは思えないほどの奥深さを聞くことができます。NHKのギター講座もありましたね。
そして本家の教授は最近オーケストラともこの曲を共演しています。コンピューターミュージックで使用していたSE(サウンド・エフェクト)を見事に管弦楽で再現。作曲した当時これをすでにイメージしていたのかな、と思うほどでした。
シンプルな構成がゆえに、一時この曲を軽視したときもありましたが、シンプルがゆえにこうまで多くの人々を魅了した偉大さがこの曲には隠されていりと思いました。
素敵です。