先日から始まったオーバーホール作業。分解していくうちに、隠れて見えなかった部分も明らかになってきています。お客様宅でお目にかかったときは黒いピアノだったはずなのに、見れば見るほど木目調であることがわかりました。このピアノが誕生したのが1972年。当時ポリエステル塗装があったのは結構すごいことだったのではないでしょうか?とか考えながら作業をしていました。いや、むしろラッカーだった場合の補修作業が大変そうだったのでちょっとほっとしています。
響板の状態もよさそうです。早めに修理を完成させて、お客様のもとへお届けしたいと思います。
先日交換修理を終えたハンマーの取り付けにも今日お伺いしてきました。
これからもピアノを大切に、そして美しい音楽の手助けになっていれば幸いです。