朝はピアノ発表会の調律のお仕事をいただいて行ってきました。ここのグランドピアノは、調律しても弾いても楽しい良いピアノ。音を出す左手、チューニングハンマーを操作する右手、聴く耳。それぞれ集中力を高めながら心地よい音を堪能してきました。自分が調律して出来上がる音をというより、生のピアノの音を堪能するのです。なかなか表現が難しいですが、こうしてピアノに触れることができるのは、ありがたいことです。

修理工房の作業は、吹付け終わった部品を研磨して仕上げながら本体に組み込んでいく作業です。これがなかなか地味に時間がかかります。一応形になって少し安心しました。