グランドピアノ、部品交換が終わったところでまずは調律から。そして鍵盤調整、高さ、深さを経てアクション調整へ。デンバーでの試験でかなり考えさせられたのが役に立っているようです。新しい部品に交換すると、セッティングがグッチャグチャになるので少し不安もありましたが、いざ出来上がってみると良いピアノです。

この春オーバーホールし、今はお客様の受け入れ準備を待っているC3Bと弾き比べると、大きいC3Bの方がよく伸びる音ですが、このG2Dの音色の濃厚さも心地良いです。

このあとは弾き込んで調律を繰り返し、整調をもう一回確認してから第二整音で仕上げるところですが、お客様をお待たせしてるし、納品してこちらが通います。