アルトサクソフォニストとして活躍したジュリアン・キャノンボール・アダレイ。
最近www.jazz24.orgで流れていたのを聞いて購入しました。
キャノンボールといえばマイルス・デイビス・セクステットに参加し、後にファンキーなジャズの名作を多く残したアーティストとなっています。代表曲は「Mercy, Mercy, Mercy」で、安らかなイントロから元気の出るクライマックスまで、黒人霊歌らしくMercy(慈悲)を歌っているように聞こえます。また、映画「恐怖のメロディ」の劇中のジャズフェスティバルに出演していて、かっこいいジャズを演奏してます(実際には本物のジャズフェスティバルの最中に撮影を敢行したので、観客などはエキストラなどではなく本当にジャズを楽しんでいた人たちなんだそうです)。
そんなファンキーなキャノンボール・アダレイですが、上の写真のアルバムのようなミルト・ジャクソンとの共演や、ピアニストのビル・エバンスとの共演など、ファンキージャズとは一線を画した作品も発表しています。「Somethin’ Else」での「枯葉」もその一つだと思います。
いい歌を聞かせてくれるので、大好きです。