琉球交響楽団の定期演奏会を聴きに行ってまいりました。ほぼ毎回受付のお手伝いで参加していますが、今回は初めてお客さんとしていきました。

やはり、なんといってもフルアコースティックのオーケストラの演奏を目の当たりにできるというのは至福のひと時です。奏者が奏でる楽器の音がダイレクトに聴衆の耳に届くのです。天井知らずといわれる、どんなオーディオ機器よりクリアな生音です。クラシックは生にかぎります。

プログラムの最後を飾ったのがラヴェルのボレロ。CDでは何度となく聞いてきましたが、実際の演奏を目の前にすると、どの楽器がどの順番で登場するのか、とか視覚的にも楽しむことができました。最後の盛り上がりのエネルギーに感動しました。久しぶりに音楽で熱い思いをしたように思います。
そして修理工房ではハンマー交換の準備が進行中です。失敗したくないので、角度や位置を合わせる作業を何度もリハーサルのように確認しています。次の仕事も控えていますが、ここは絶対に焦らずいきます。決まれば後は早いと思うので。