ピアノは木でできている、というのが現在の常識ですが、必ずしもそうでもない動きはあります。

国内メーカーだって部分的にアクションの中にプラスチックは使われています。

こちらのWessell Nickel and Gross社はもうちょっとプラスチック化を進めていて、写真のようになっています。

日本の河合楽器のピアノは、可動部の軸になるセンターピンを包むブッシングがクロス(布)であるのに対して、こちはらそのブッシングもプラスチックです。これはどういうことかというと、湿気に左右されないで状態をキープできるというのです。メーカーでも10万回以上の打鍵をしているので耐久性も大丈夫なのだとか。

日本ではあまりなじみがないですが、やってみるとけっこうおもしろかったです。