今週は石垣島に出張に参りまして、なかなか濃いひとときを過ごしてきました。ありがたいことにたくさんの方からお仕事をいただき、石垣市街地を中心に、北は平久保、西は川平、果ては船に乗って黒島まで行ってまいりました。世の中、ピアノはどこへでも運ばれていることに毎度驚かされます。そして、ピアノを通じで出会える縁に感謝です。

最終日は車で91kmの移動をしました。1日でこのくらいの距離なら大したことないのでしょうけど、この島の中ではまあまあ大きく動いたと思います。

戻ってから休む間もなく調律やピアノレッスンなど、いろいろお仕事をさせていただいております。そして続いては沖縄本島にて188kmの移動を3時間40分かけて駆け抜けました!

クネクネした道を地道に走り続け、この距離となりました。本土の移動距離にすれば大したことないのでしょうけど、この島の中では結構動いたように思います。

お客様のピアノの上に自作のローソクが!お花が埋め込まれてかわいいローソクです。でももったいなくて火がつけられないとのこと。火をつけなくても、お花の保存方法として素敵です。

実はこちらのお客様のお宅には、近年ご逝去されたご主人が残した作品が多数飾られています。ご主人は見たことはあったのですが、お話ししたことがなかったので驚きました。そして、それらの作品が初めて奥様との話題に上がって、意外なコンセプトがあることを聞いて感動しました。愛情を込めた作品が形に残ることは素晴らしいです。音楽は流れて消えていってしまうけど、形に残る作品っていいな、と思いました。