今日は北から南へ沖縄本島を駆け抜けた1日となりました。その中で、1960年代半ばのピアノ2台に携わる機会がありました。一台は数年前にオーバーホールしたピアノ。弦、チューニングピン、ハンマー、ダンパーフェルトやその他アクションパーツ、そして底板の腐食もあって、ペダル周りの部品もほとんど交換したなあ、という懐かしい一品。今でも毎日のように娘さんたちが演奏しているようです。全体的に落ち着いてきてかなり良い感じです。
もう一台は、ご注文いただいたグランドピアノが出来上がるまで無料でお貸出しする代替ピアノです。こちらはオリジナルの状態で、出荷前に調律したら、やはり力強くよく伸びるいい音。60年代のピアノが良いというのは日頃から公言していて、さらにその中でも良い世代があるというのを感じています。