Yamaha No.25の作業、現在では弦を張るところまで進んでいるのですが、こちらのブログでの紹介が滞っておりましたので一挙にご紹介します。Instagramではだいぶ先まで投稿していますので、そちらもご覧ください。

金属パーツを再度メッキしてもらいました。このピアノにしかない部品もあるし、ネジ類は交換したとしてもネジ切りが合わないと大変だったりすることがあるので、オリジナルを使います。あと、ゴミを出したくないので、リサイクル重視です。

ここは結構大掛かりな改造だと思っていて、当時の使用ではなかったボルトとナットでの脚の取り付け方法に改造しました。さっきのゴミを出したくないのと矛盾してしまうのですが、強度の問題から思い切ってやってみました。

響板の裏側の塗装が終わったら起こして塗装作業のための体制を作ります。ハタから見ると乱暴に扱っているように見えるらしく、海外から「ピアノを引き摺り回すな」みたいなコメントが来たりして大変でした。引き摺り回したところで、綺麗にできる自信があるからやってるのですが。

この投稿が結構反響がありました。わりと簡単に塗装を剥離できているように見えるそうで、国内外から「どうやってやってるの?」と聞かれました。全然簡単じゃないです。力使うし、剥離剤が肌に付くと超痛いし。ピアノ修理は命懸けとまでは言わないまでも、大変です。

ひたすら剥離します。

今回、八角の脚を扱うのは初めてです。見た目がかっこいいので楽しみだと思ってましたが、とんでもなかったです。形状が複雑なので塗装を落とすのがすごく大変でした!!できないことではないけど、ただただ時間がかかるという。昔のピアノは彫刻の塊のような美術品ピアノもありますが、大変でしょうね。

剥離作業が終わったのですが、下に落としたゴミの量が剥離の大変さを物語っていると思います。グランドピアノを塗装するのに、下塗りから上塗りまで、15リットルくらいは塗料を使うのではないでしょうか。出来上がりの達成感のために頑張ります。

まだ続くのですが、長くなるので一旦ここで止めます。また更新しますので、よろしくお願いします。なぜ投稿が遅れているのか、その理由もいずれこちらで報告させていただきます。