すべての部品交換が終わり、調律まで進めました。こうやって組み上げて見ると、ひとつひとつの部品がキラキラしていて綺麗です。塗装して磨き上げたボディと内側の黒光りもその雰囲気の演出に一役買っています。

まだ2回調律しただけで何も整ってはいませんが、フレッシュな響きは現状でも伝わってきます。これは楽しみです。

以下は分解していた過程です。今までそれなりにオーバーホールの経験は積んできたつもりですが、未だに全てがすんなりいくわけではないところがピアノの難しさでしょうか。それでもお客様に予告した期限には間に合いそうなのでホッとしています。今週末にはお披露目になるでしょう。