タイトルからすると順番があべこべに思えますが、この二つの工程は全く別のピアノです。整音は昨年秋に納品したアップライトピアノで、だいぶ弾き込まれて全体が慣れてきたので音色を整えきました。オーバーホールが完成してすぐに納品したので何度か通わせていただき、経過を見ています。全体的にはいい感じに馴染んできて、音の伸びもよくなっています。
あちらは1966年のピアノ、こちらは修理工房で作業中の1957年のピアノ。同じハンマーを使っての部品交換作業が全て終わり、初めての調律を行いました。新しい部品なので、いろいろ調整が必要になります。まずはもう少し音を整えてからになりそうです。